4コマオブザイヤー2012まとめ

「世界よ、これが4コマだ。」4コマ総決算『4コマオブザイヤー2012』開催のお知らせ

 

↑昨年に引き続き、4コマオブザイヤーに参加しました。もはやこれなしには年を越せないと言っても過言ではない。

実際の投票および各作品への感想は既にTwitterで行っているため、ここにはそのまとめだけ。

 

 

新刊部門(5冊)

「スマイル・スタイル」(筋肉☆太郎)
スマイル・スタイル (1) (まんがタイムKRコミックス)

スマイル・スタイル (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

 

選出理由:ツッコミ。おそらく、今年一番笑った4コマ。百合の誤解されっぷりや寮長と担任の変態っぷり等はもちろん、何より百合の的確かつ勢いのあるツッコミが凄い。ツッコミが面白い漫画は面白い、ということを再確認できる一作。

 

「魔女とほうきと黒縁メガネ」(へーべー)
魔女とほうきと黒縁メガネ (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

魔女とほうきと黒縁メガネ (1) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

 

 

選出理由:キャラクター。百合、SM、ロリコン、中二と、まともなキャラが1人もいない(常識人と言われているみかんも正直…)のに、作品全体に不思議な一体感がある。乃梨子とリアナの、年齢差はあるけどお互いを認め合っている関係も良い。

 

「月曜日の空飛ぶオレンジ。」(あfろ)
月曜日の空飛ぶオレンジ。 (1) (まんがタイムKRコミックス)

月曜日の空飛ぶオレンジ。 (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

 

選出理由:世界観。「もっと自由に4コマを」というミラクのコンセプトを最も体現しているのはこの作品だと思う。序盤のシュール&ナンセンスなギャグ展開から、終盤のシリアスな展開に移行する際のアクセルの切り替え方は見事。

 

100万ボルトの彼女」(楯山ヒロコ
100万ボルトの彼女  1 (バンブーコミックス)

100万ボルトの彼女 1 (バンブーコミックス)

 

 

選出理由:ヒロイン。とにかく、主人公のなる(鳴神響子)が可愛い。容姿、性格、口調、全てが好み。4コマオブザイヤーの5作には敢えて順位を付けないが、4コマヒロインオブザイヤーなら“なる”が1位と断言する。

 

「ロコ・モーション」(藤井理乃
ロコ・モーション (1) (まんがタイムコミックス)

ロコ・モーション (1) (まんがタイムコミックス)

 

 

選出理由:ストーリー。鉄道雑学に留まらず、ロコの挫折と成長や、親友であり先輩後輩でもあるロコとモコの絆を描いた、今年屈指のストーリー4コマ。「情けは人のためならず」という言葉は決して死語なんかじゃない。

 

既刊部門(3冊)

男爵校長High!」(OYSTER)
男爵校長High!(2) (アクションコミックス)

男爵校長High!(2) (アクションコミックス)

 

 

無印のギャグと「DS」のストーリー性が融合した、まさしく「男爵校長」というコンテンツの集大成。アリカも小夜子も弦音も小蘭も、初期と比べて本当に良い女になった。逆にほとんど変わっていないドナさん。そのままの君でいて

 

「スターマイン」(ストロマ
スターマイン (3) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

スターマイン (3) (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)

 

 

透のお泊まり回と行成の性欲発散回で、男1人と女10人が同居する陸田家はやはり普通の状態じゃないんだなと再認識した。ある意味一番恋人っぽい叶得、遊び友達から脱却した感のある潮、恋人を通り越してお母さんになってる牧乃等、見どころは尽きない。

 

ロボ娘アーキテクチャ」(山東ユカ
ロボ娘のアーキテクチャ 2 (バンブーコミックス)

ロボ娘のアーキテクチャ 2 (バンブーコミックス)

 

 

クォークレプトンが繰り広げる、噛み合っていないのに噛み合っている会話が面白い。山東ユカさんの作品に共通する言葉選びの妙が、この2人(2体)のやり取りに集約されている。あと、なゆたのおっぱいは全然普通じゃない。

 

新刊部門次点(3冊)

「アキタランド・ゴシック」(器械)
アキタランド・ゴシック (1) (まんがタイムKRコミックス)

アキタランド・ゴシック (1) (まんがタイムKRコミックス)

 

 

独特な世界観やマニアックなネタについて語りたくなるが、結局は「アキタちゃん可愛い」としか言えない。礼儀正しく、地域のイベントに積極的に参加し、自分の好きなことにはとことん熱い、そんなアキタちゃんが大好きです。

 

咲日和」(木吉紗
咲日和 (1) (ビッグガンガンコミックス)

咲日和 (1) (ビッグガンガンコミックス)

 

 

原作は未読だが、面白いスピンオフは原作を知らなくても面白いということを文字通り証明している。キャラ紹介や装丁ですら笑いを取ろうとする姿勢には恐れ入る。「池田の巻」、おもしろすぎるし。

 

「桜乃さん迷走中!」(えのきづ)
桜乃さん迷走中!(1) (まんがタイムコミックス)

桜乃さん迷走中!(1) (まんがタイムコミックス)

 

 

桜乃さんの生き様が賛否両論を呼んだ、ある意味今年の4コマ界最大の問題作。桜乃さんを自由奔放な現代日本の風雲児と見るか、恩を仇で返す犬畜生にも劣るクズ人間と見るか、それはあなた次第です…。

 

既刊部門次点(3冊)

きんいろモザイク」(原悠衣
きんいろモザイク (2) (まんがタイムKRコミックス)

きんいろモザイク (2) (まんがタイムKRコミックス)

 

 

カレンの活躍ぶりが際立っていた。どこからともなく登場して全て持っていく、当作品のトリックスターデウス・エクス・マキナと呼ぶに相応しい。そして、「あっ、ねこ」のコマは4コマ史上に残る名シーンだと思う。

 

「うちは寿!」(小池恵子
うちは寿!  3 (バンブーコミックス)

うちは寿! 3 (バンブーコミックス)

 

 

小池恵子さんの作品には色々な家族(夫婦、嫁姑)が登場するが、その中でも寿家の雰囲気が一番好み。千宏が大人になってからもかめさんは健在なんだと分かって素直に嬉しい。これからも長生きしてください。

 

「うちのざしきわらしが」(てっけんとう
うちのざしきわらしが (2) (まんがタイムKRコミックス)

うちのざしきわらしが (2) (まんがタイムKRコミックス)

 

 

「はとがいる」から入ったので少し違和感があったが、こういうほのぼの系の話がてっけんとうさんの真の作風なのかも知れない。わらは間違いなく、学たちアパートの住人に幸せをもたらしている。

 

雑感

2012年の4コマを読んでいて思ったのは、「ぱれっと」の4コマ、面白いのが増えたなぁ、ということ。

今回選んだ「魔女とほうきと黒縁メガネ」「スターマイン」はもちろん、新刊なら「みなと∞みらい」「戦乙女と屋根の下」「だんちがい」、既刊なら「みりたり!」「四季おりおりっ!」「未確認で進行形」あたりは、個人的に贔屓にしているきららの作品と比べても遜色ない出来だった。

少し前までは面白い作品とそうでない作品の差が激しかったが、全体的に面白さの底上げが図られているように感じる。