「TEI OHー!」1巻(庄司二号)

TEI OHー!  (1) (まんがタイムKRコミックス)

TEI OHー! (1) (まんがタイムKRコミックス)

今月発売のKRコミックスで楽しみにしていたのは「幸腹グラフィティ」「スイーツどんぶり」、そして「スマイル・スタイル」2巻だったので、この作品に関してはあまり期待していなかったが…(「けいおん!」の柳の下のどじょうを狙っている的な話も聞いていたし)。これは中々。絵は好みだし、ヒロインもメインからサブまで粒揃い。葵が要所でキレのいいツッコミをしてくれるので、「女の子が可愛いだけ」で終わることもない。他のミラク作品に比べて目新しい設定等はないが、それが逆にミラク作品としては新鮮に映るのかも知れない。
葵が学校の帝王を目指すために奮闘する。…という設定やストーリーは最早あってないようなものなので、残りのレビューは各キャラクターの紹介で埋める。

・財津原葵

主人公。とある事情から学校の頂点に登りつめることを目指しており、「帝王部」に入部する。本人のスペックもかなり高いが、それ以上に周りのキャラが濃すぎるため、帝王としての素質よりもツッコミスキルばかり上達していく。

・山西雪乃

葵の親友。大人しく引っ込み思案な性格だが、葵に巻き込まれる形で「帝王部」に入部する。専ら琴音のセクハラのターゲットにされる可哀想な子。

・轟紅音

轟財閥の一人娘にして、金髪、縦ロール、ですわ口調という生粋のお嬢様。しかし傲慢な性格というわけではなく、むしろ正義感が強く人助けを好む。ある意味「帝王部」の中で一番純粋なのかも知れない。

・桐島桜子

人の弱みを握る術に長けており、それを利用して思い通りに物事を進める悪い人(褒め言葉)。攻められると弱い、花が好きというギャップ萌えの一面も。ぶっちゃけ私の推しメン。その黒ニーソで踏んでください。

・城ヶ崎ミズホ

リンゴを片手で握りつぶす超体育会系女子。胸ランクは作中でおそらく最底辺だが気にしない。たまに下着を履き忘れるけど気にしない。こういう子を安易にボク娘やオレ娘にしない辺りは作者わかっている。

・月ヶ峰琴音

幸か不幸か昨今のきららでは珍しくなくなってしまった、女の子大好きセクハラお姉様。その中でも爆発力は随一。男の親衛隊もいる辺り、レズというよりは両刀っぽくも見えるが、真偽は定かでない。

・須藤紗江

「帝王部」の部長。普段は雪乃以上に大人しくおどおどした性格だが、「(胸が)小さい」という言葉に反応してもう一つの人格「クイーン」が目を覚ます。「クイーン」の前には桜子や琴音も赤子同然。

・風見スミレ

葵と雪乃のクラスメイト。登場した頃は葵のライバル的な立ち位置だったが、いつの間にか単なるアホの子になっていた。「呼ばれて飛び出てスミレちゃーん」は今年のきらら流行語大賞候補。

・秋月咲

葵と雪乃のクラスメイトにして、スミレの幼馴染。面倒くさがりでマイペースな性格。今のところ目立った活躍はないが、当作には貴重なメガネキャラなので頑張ってほしいところ。

・冴島麗

知性と美貌を兼ね揃えた生徒会長。文字通り学校の頂点に君臨する存在として、「帝王部」の前に立ちはだかる。夏祭りの一件で老けキャラが定着してしまうのか、今後の展開に目が離せない。

・天乃原姫子

生徒会副会長。麗の右腕として申し分ない働きをするが、色々あって「帝王部」のことがトラウマになっている。怯えたときの「ひっ…」という表情が個人的にツボ。あとスパッツ。

・佐山楓

美術部部長。「帝王部」の面々にクロッキーのモデルを依頼する。サブヒロインというかモブの範疇ではあるが、容姿が好みなので無理やり紹介。ベレー帽女子は正義。