こんにちは。「まっしろライター」のましろ(@mashirog)です。
世間は今、平昌オリンピックの話題で持ちきりですよね!
…という記事をブログに書こうと思っていたら、すでに開催から1週間以上経ってしまっていました。
Twitterでは特に触れていませんが、基本的に毎日オリンピックのテレビ中継を観ています。その影響で、録画しているアニメを消化できていなかったり。
冬季オリンピックに限らず、夏季オリンピック、正月の箱根駅伝、世界陸上や世界水泳など、大規模なスポーツ大会のテレビ中継はだいたい観ていると思います。
スポーツ選手ってすごい!
なぜ観るのかというと、純粋にそれらのスポーツが面白いからでもありますが、一番の理由は「スポーツ選手を尊敬しているから」。
私自身、運動神経がかなり悪い人間なので、スポーツができる、しかもそれでお金を稼いでいたり世界大会に出場したりしている方は本当にすごいと思います。
今回のオリンピックでメダルを獲った方もほとんどが私より年下ですが、生意気とか悔しいとかの感情は一切なく、ただ尊敬の念しかありません。
ちなみに、どれくらい運動神経が悪いかというと、高校の体育の授業で3km走っただけで鵞足炎(膝の内側が痛くなる症状)になったほど。
そのとき診てもらったお医者さんの反応も、「鵞足炎になるまで生徒を走らせるなんて…え、3キロ?」という感じでした。
ゆっくり歩くこと自体は、そんなに苦じゃないんですけどね。先月も瀬谷八福神めぐりのために14km歩いたし、業務スーパーに行くために往復1時間くらいは歩けます。
マンガ家もすごい!
同じように、「見ていて楽しい」「自分にできないことをしている」という理由で、マンガ家の方々も尊敬しています。
中でも特に、4コママンガ家ってすごいと思う。
植田まさしさんの『フリテンくん』『おとぼけ課長』のようなギャグ4コマなら、1話あたり8ページとして、きちんとオチがついているギャグを15個も用意しないといけません。
萌え4コマならそのあたりの制約は比較的ゆるくなりますが、代わりに絵のうまさ、かわいさが要求されます。
はりかもさんの『うらら迷路帖』や、伊藤いづもさんの『まちカドまぞく』など、あれだけ描き込まれた絵を1ページ8コマも描くとか、考えただけで発狂しそう。
なので「萌え4コマなんて、女の子の絵を4つ並べればいいんだから誰でも描けるだろ」とか言っている人には、じゃあお前描いてみろよ? と返したくなります。
一度でもマンガや絵を描いた経験があれば、絶対にそんな軽口は叩けないはず。…と思うのですが、マンガ家の中にも似たような発言をしている方をたまに見かけるんですよね。
ライターと同じで、マンガ家にも色々な考えの方がいるということでしょうか。
ライターもすごい!…けど、ちょっと悔しい
似たような流れで、ライターの方々もすごい! …とはいかず、これだけは少し考え方が異なります。
ライター1本で生計を立てている方、本を何冊も出版している方、「今日は記事を○本書いた。○万字書いた」とTwitterで報告している方。確かにすごいし、尊敬もしています。
それと同時に、はっきり言って悔しい。この部分が、スポーツ選手やマンガ家に対する感情とは違うんですよね。
他のライターの方々を、「自分にできないことをしている」人とは思っておらず、自分もいつかはできるようになりたいと思っているし、ならないといけないと思っているのです。
比べることさえ恐れ多いスポーツ選手やマンガ家と違い、少なくとも私は他のライターの方々と同じスタートラインに立って、というよりすでにスタートしています。
だからこそ、自分がライターとしてどのくらいの位置にいるのかも何となく分かるし、他の方々との距離感もだいたい分かる。後ろ姿さえ見えないほど離れているとは思っていない。
先日読んだマンガ『シロクマはシェーカーを振れません』に、「悔しいと思う時は『手が届きそう』と自分が感じてる時」というセリフがありましたが、まさにこの状況なのだと思います。
届きそうなだけで、今は全然届いていない。届かせるためには何が足りていないのかを考えて、実践していきたい。そんなことを思ったのでした。
まとめ
オリンピックの話から、だいぶ遠い内容になってしまいました。
私とは逆に、スポーツが得意な方の中には、オリンピック選手を素直に応援できない、自分が出場できなくて悔しいと思っている方もいるかもしれません。
その感情が、選手への嫌がらせみたいな方向に働くと問題ですが、「4年後は俺がオリンピックに行ってやる!」と発奮材料になるのであれば良いのではないでしょうか。
私にとってのオリンピック選手は、稼いでいるライターの方々。じゃんじゃん悔しがらせていただきます(迷惑)